私は長野県松本市の出身です。大学を卒業した後は家業を継ぎ、その合間で地元の名産品であるリンゴやモモ、味噌などの通信販売を行っていました。その頃行っていた折り込み広告を軸とした通信販売でも年間数百件の注文をいただいていましたが、当時30代前半で若かった私には、
地元でこの仕事を継続するのではなく、もっと広い世界で勝負をしてみたいという熱意がありました。そこで一念発起し、今から約25年前に上京を果たしたのです。
上京当初はサラリーマン生活を続けながら、通信販売の業務を土日で行う日々。平日の電話応対は妻が担当していました。そんな忙しい東京の生活にも慣れてきた折、都会で生活する人々は生活リズムや健康管理に気を配る方が多いという事に気が付いたのです。
そこから健康食品や自然食品、自然の中で育まれた品質のよい食材にこだわった商品をそろえるようになりました。
ここに世田谷自然食品のルーツがあります。