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入社1年目にして
スイーツ部門の売上No.1ヒット商品を開発
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Eさん
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食品事業部
2020年新卒入社
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日本の農家の努力・こだわりがつまった旬の果物のみを使用した「国産果実のドライフルーツ」は、スイーツ部門での売り上げNo.1のヒット商品です。開発を担当したのは、当時入社1年目だったEさん。どのようにして新商品が生み出されたのか、その様子を語っていただきました。
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自ら主体的に動くことで
巡ってきたチャンスを形に
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──開発に至るまでの背景について教えてください。
最初はスイーツのラインナップをもっと増やそう、というところから新商品の開発がスタートしました。当社のコンセプトである「体にやさしい自然の素材を使い、品質にこだわった安心・安全な商品」であり、自分へのご褒美や、大切な方へのプレゼントにしていただけるような「いつもよりちょっといいもの」と感じていただける商品を生み出したい、という想いを軸に素材を探しました。自分の想いを実際に商品化していくのは想像以上に難しく、何度も交渉や試作を繰り返しましたが、メーカーさんをはじめ、上司や先輩方などたくさんの方々に協力をいただき、「国産果実のドライフルーツ」を誕生させることができました。
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──1から商品開発に携わったEさんですが、他の企業ですと入社1年目でそういったチャンスは巡ってこないと思うのですが。
私もこんなチャンスが1年目でいただけるなんて他社では通常あり得ないだろうなというのが正直な感想です。どこかの段階で商品開発に携わる機会はあるだろうと考えていましたが、もっと先の話だと思っていました。早くから商品開発できる機会をいただけたのは、本当にありがたいですね。
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──いきなり任されたことで、不安などはなかったのでしょうか。
商品開発に関しては、食品チームに経験のある先輩方がいらっしゃったので、わからないことは教えてもらったり、相談したりしながら仕事を進められる環境がありました。以前から販売促進のための企画を練り、それを実行するなど、自分で考えて行動する機会はたくさんあったように思います。しかし、実際に開発を始めるとわからないことだらけで、楽しさもあり、苦労もありといった感じでした。
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──具体的に、苦労した点について教えてください。
新規のお客様はもちろんのこと、当社のファンでいてくださるお客様にご納得いただける商品にするために①果実そのものの食感が楽しめて香りも良く、一般的な商品と比べて高品質であること②安心してお召し上がりいただけるよう無添加であること、という条件にとことんこだわり、素材探しから商品化まで何度も細かい打合せをし、最終的な決定をしていきました。
自分の「こうしたい!」というイメージを形にするのは難しく、多くの方と関わりながら商品を作り上げる過程は、思っていた以上に大変でした。その分、商品が無事販売開始となり、お客様から喜びの声をいただいた時には、大きな達成感を感じました。
また、値付けや在庫管理、販売促進まで、いわゆるマーケティングの4P※をすべて自分が中心となって経験できたことは大きな財産になっています。
※4P…Product(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(販売促進)
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さらなる新商品の発売も決定
食品事業の売り上げ増に貢献していきたい
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──「国産果実のドライフルーツ」の商品開発に携わった感想と、今後の抱負について教えてください。
開発がスタートするところから、商品がお客様のもとに届くまでの一連の流れを経験する中で、メーカーの担当者や社内の人だけでなく、フードコーディネーターやカメラマンなどさまざまな業界の方とお会いする機会がありました。皆さんが第一線で活躍されているプロフェッショナルだったので多くの方から刺激をいただき、人間的にも一回り成長できた気がしています。せっかく良い商品を開発しても、多くのお客様にその魅力をきちんとお伝えできなければ意味がありません。自分が制作するカタログやリーフレット等の一言一句が売り上げを左右する大変さを知り、同時にやりがいも感じています。これからもお客様に喜ばれる商品の開発をし、効果的な販促を発信し続けながら、食品事業の売り上げに貢献していけたらと思います。
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──最後に、どのような方が世田谷自然食品に向いていると思われますか?
トライしたことに対して改善を繰り返しながら成功を探っていく弊社の業務内容は、良いにしろ悪いにしろ、自分が行ったことに対する結果が必ず見えます。そういった意味で、常に前向きな考え方でチャレンジし続けることができる方が向いているのではないでしょうか。自分の仕事に対して責任感を持ち、主体的に動きたいという意欲のある方と一緒に働きたいですね。